ARPSの心構え

 ARPSでは定期的にミーティングや研修を重ね、スタッフ同士で意識を共有しています。我々の共有事項で、運動だけでなく普段の生活にも参考にしていただけるような部分を簡単に紹介したいと思います。

【基本は遊び】
 大人も子どもも遊ぶことは大好きです。体を動かす時は「楽しい」と思えることを第一優先にします。ただし遊びの中でも人に迷惑がかかるような事や、ルールがあることはしっかりと押さえなければなりません。子どもだけでなく大人も一緒に本気で楽しんでいる姿を見せることも大切だと思います。

【できるだけ動く】
 運動の「質」はもちろん大切ですが、「量」はもっと大切です。特に幼稚園の頃はあまり細かい技術は気にせずに色々な事をして遊んでください。すぐできることだけが最善だとはいいきれませんので、失敗も含めてたくさん行うようにしましょう。ARPSのレッスンでは、極力子ども達の待ち時間を少なくするように努力しています。運動だけでなく、量をこなすことで得られるものは多いと思います。

【説明の仕方】
 子どもに何か教えてあげる時は、出来るだけ一言で済むようにしてあげてください。長く説明していると頭に入らないばかりか、聞くことをやめてしまいます。また同時に色々言うのではなく、ポイントを一つだけに絞って教えてあげるとよいでしょう。

【考えさせる】
 私たちの指導では、いつもでもやり方を示すのではなく、自ら試行錯誤を促すようにすることがあります。ただし気を付けなければいけないのは、ただ単純に「考えなさい」や「全部自分でやりなさい」といっても、思考や経験の引き出しが少ない子ども達にとっては正解まで到達することは困難で、嫌になってしまう事があります。ヒントを出し自ら考えさせることと、最短距離で導く事のバランスは指導者としていつも意識しています。

【やってはいけないこと】
 子どもを親の思い通りに動かそうとするのではなく、ルールや道徳的に反することでなければ、できるだけ自主性を尊重してあげてください。親と子どもだけでなく教師と生徒の関係も同じです。支配的、威圧的であってはなりません。失敗を先回りして回避することも、長い目で見ると子どもの引き出しの数を減らすことになりますので、ある程度は見守ることも必要です。

【注意の仕方】
 怒ると叱るは違います。簡単に言うと、怒るは感情に任せてしまうこと。叱るは言い聞かせることとも言えます。声を荒げて怒るのはその時は効果があるように思いますが、怒鳴られたくないからその行動を停止するだけで、意図は伝わっていないかもしれません。また、叱る時はポイントを明確にして目を見て伝えてください。

 私が言っていることがすべて正解だと言っているわけではありません。私も親として指導者として「子どもが幸せに生きるために」というキーワードが常に頭にあり、考えを巡らせていますので、このコラムが皆様の考えるきっかけや参考になれば幸いです。

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